2月と4月の計2日間の集合研修に加え、各部署での倫理カンファレンスの実施と成果発表を組み合わせた、実践型の倫理研修を行いました。
本研修は、教育委員の看護師2名が市立札幌病院の看護倫理研修に参加し、その学びをもとに、当院独自のプログラムとして企画・実施したものです。
2月の研修では、看護倫理に関する講義の後、倫理問題検討シートを用いた事例検討を行い、倫理的視点について理解を深めました。倫理の捉え方や看護の方向性について活発な意見交換が行われ、参加者全員で認識を共有する有意義な機会となりました。
その後の事後課題として、各部署で倫理的問題を感じた事例について検討し、実際にカンファレンスを実施しました。そこで得られた学びや気づきを、4月の発表会で共有しました。発表形式は自由とし、各部署の工夫が見られる内容となりました。
2階病棟では、研修参加者を中心にカンファレンスが企画され、スタッフ全体の認識を確認しながら議論が進められました。他部署でも同様に、「より良い看護を提供するために何が必要か」をテーマに活発な話し合いが行われました。
発表会では、事例の選定や検討内容、導き出された看護の方向性がいずれも充実しており、倫理的視点を踏まえた実践が各部署で着実に広がっていることが確認できました。
本研修を通じて、看護における倫理的思考の重要性を再認識するとともに、日常実践に活かす基盤づくりが進んでいます。今後も、倫理的視点を大切にしながら、患者さんに向き合い、寄り添った看護の提供を目指してまいります。



